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ネルホル
『No.004』

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PRINTS

ネルホル
『No.004』

日本国内のみならず海外でも高い評価を受けてきた『Misunderstanding Focus, 2012』、『Portrait, 2012』、『Misunderstanding Focus 16:9, 2013』、『Scene to know, 2013』の作品群を再構成、一つのコンセプトへと集約し、ハードカバーブックの体裁にまとめた新作40点を展示、会期に併せて作品を販売します。

以下はネルホルからの作品コンセプトに関する宣言文。

“ATLAS”は, 消失し続ける“彼ら”の一瞬の姿に焦点を当てている。僕らは、被写体と向き合い、数分間にわたって200回のシャッターを切る。そして、それら全てをプリントし、重ね合わせて、彫りこんでいく。僕らは、“ 彼ら”の姿に迫ろうと試みるが、まるで手から零れ落ちていく水のように、“彼ら”は僕らから遠く離れていく。まるで人が書き紡いできた物語が、書けば書くほどに、書き記すことのできないものを浮かび上がらせてきたように。
逆説的だろうか? 被写体となった“彼ら”の存在の本質を掴みたいと願うのに、その姿を彫り歪ませることは。しかし、考えてみるに、僕らが生きる社会は、多くのものを、ものすごい速さで消失へと向かわせている。それが現実を記憶する唯一の手がかりにすら思えてくるほどに。
物語は、書物として綴じられたとき、どこにでも移動し、あらゆる人の手に渡ることができるようになった。そして、恐らくそれ以前にも増して、書き換えられ、オリジナルを失うことを運命づけられた。僕らは、“ 彼ら”の姿を写し取り、層を成す時間を遡るように彫り刻み、それを書物のように綴じてみる。そして、諸現象の連続性へ、消え去ることを順番待ちするかのような循環へ、それを差し出す。綴じられた書物のなかで歪む“彼ら”の姿が、この資本主義をベースにした営為の射程を揺るがせることを願いながら。
  • エディション:3+AP
  • プリントサイズ:280×300×50mm
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